今回、AramaJapanは佐藤詩織様にインタビューさせていただきました。 公式プロフィール: 武蔵野美術大学で学びながら、欅坂46でアイドル活動をし、2020 年にグ ループを卒業。８月５日に２作連続でリリースされるデジタルシングル第１弾1st Digital Single 「まっしろな世界へ。」を発表。アートディレクションの引き出しを増やすためイギリス・ロンドン に留学。アートワークのデザインや９月に発表されるＭＶの映像制作も手がけるマルチクリエ イター。１０月には第２弾となる2nd Digital Singleがリリースされる。 

1stシングルジャケ写の解釈は？ 

本当は真っ白ななにもない世界を頭に思い浮かべていましたが、いや実は本当に無垢な世界 には葛藤も感じられないのではと思い、すこし色がついている真っ白な世界を描きました。こ れから真っ白な世界に歩みを進めていくという段階です。

「まっしろな世界へ。」はどういうきっかけで書いたんですか？ 

今回、歌をつくるというきっかけがあり折角なら自分の言葉で書いたものを歌いたいなと思い、 歌詞を書きました。 

「まっしろな世界へ。」は、どういう流れで歌詞が思いつきましたか？

2作同時進行で曲を作り始めていたので、一曲は自分の今までや感情に寄り添ったものにし たいと思っていました。自分で歌詞を書き起こすなら自分の目線で感じたことを綴っていきたい なと、その時感じていた思いを真っ直ぐに書いたつもりです。 

その曲で伝えたいメッセージ教えて下さい 

どんなにこの人明るいなっていう人でも、誰しも迷ったり不安になることはあると思っていて。 人から見られる自分と、自分が感じている自分はいつだって矛盾している。だからこそ自分自 身で真摯に向き合って、強く前に進んでいく。その過程は大変だけれどもだれかのその過程を 応援できたらなと思っています。 

音楽以外の芸術もお好きですね。音楽と絵の関係について教えてください　 

音楽と絵は同じ芸術の枠に入れられてはいますが、感じる方によっては分野分けされている 印象があります。ただ、わたしは表現をしたり色付けをして完成に近づけて見た人の感情に訴 えかけていくという観点では同じなのかなと思っています。 

絵を通して、何を表現していきたいと思っていますか？ 

絵も歌もすべて一緒なのですが、わたし自身がそこからパワーをもらうことが大半を占めてい るので、だれかの感情にパワーを送り続けたいです。 

昨年初個展『SHIOResume』を開催しました。おめでとうございます！個展を行なうにあたり、 開催までに超えなければならないハードルや準備内容はありますか？ 

初の個展では、すべてが初めてでしたので最初から最後まで大変でしかなかったです。会場 作りやグッズ制作を考えつつ絵を描いていたので、常に頭はいっぱいいっぱいでした。コロナ 禍ということもあり、普通に個展を開催する時には直面しない問題もでてきたり…初の個展で人数制限を課さなければならないなか、来れない方も出てきてしまったのはこの時世ならではの悩みでした。 

今年５月に開催した２nd個展『IMAMADE』というテーマは、どのように浮かんできたのでしょう か。 

イギリスへの留学が決まって、それまでに今まで撮り溜めた写真を一度発表したいという思い から開催を決意しました。一度区切りをつけ、新たに進んでいくための頭の整理の意味もあっ たかもしれません。

グループでの活動からソロ活動への移行も大きな変化だと思いますが、現時点でどんな将来 像を描いていますか？ 

「まっしろな世界へ。」の歌詞にもありますが、わたし自身将来像はいつも描けずに生きていま す。その時々に感じたことや接するものや人から、柔軟に吸収していけたらいいなと思いま す。 

仕事以外の時間では、どんな過ごされ方をしていますか？ 

最近は自然の大切さを再確認しています。イギリスは公園が沢山あり、とても広く、美しいで す。公園に行くと、自分がニュートラルに戻れる気がします。公園で絵を描くのも好きです。夜 に丘にいって、街を見渡しながら寝転んで頭上に広がる夜空と星を見たのも気持ちよかったで す。 

イギリスでカルチャーショックはあった？ 

ストライキが多くて、大変でした. (笑) 日本は朝から深夜まで働いている方が沢山なので、こち らでの働き方の違いや人生の楽しみ方は勉強になりました。

好きなイギリス料理は何ですか？ 

パブ飯はやっぱり大好きです。フィッシュ&チップスにシェパーズパイなど、パブに行けば伝統 的で美味しい料理が食べられるのでよく行っています。サイダー(果実のテイストのビール)に もハマってよく飲んでいます。 

最後に今後の活動ややってみたいと思っていることを教えてください 

もっと英語を学んで、アートに関してや自分の考えを1人でも沢山の方に伝えていきたいなと思 うようになりました。表現は続けていきつつ、言語の壁もなくすことができれば、可能性が広 がっていくなと思います。 

海外ファンにメッセージを 

日本だけでなく、海外にも沢山のファンの方がいてくれることが、日々のわたしの考えを広げて くれています。どの場所にいても、どの国にいてもみんな平等です。みなさんからいただいてい る愛に答えられるように、壁を崩せるように、言語を習得してもっと密接に関われたらなと思っ ています。いつもたくさんの愛をありがとう。 

ぜひ「まっしろな世界へ。」をSpotifyでたくさん聴いてください！

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